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ステキ主婦からふびんな妻へ転落した主人公・香菜（39）
突然の左遷＆彼の浮気発覚に沈む優子（51）
“盛った”ことがばれてSNSが大炎上した茜（27）

彼女たちの共通点は、高校時代、バスケ部のキャプテンとして青春をかけたということ！

ドン底にいる彼女たちの背中を後押しするのは、バスケ部の恩師の言葉、「最後まで攻めろ！」

逆境を乗り越え、一度はつまずいても新たな人生へと一歩踏み出していく、すがすがしい姿を描く物語です。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

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旦那の不倫で“ステキ主婦”の仮面が剥がれた香菜（山口紗弥加）。パワハラ疑惑で出世街道から転落した優子（財前直見）。ＳＮＳ上でキラキラ女子を演じるがある日炎上した茜（桜庭ななみ）。世代も性格も違う３人の共通点は、同じ高校のバスケ部元キャプテン。顧問だった安東先生（伊武雅刀）をしのぶ会で、妻の佳恵（余貴美子）から「一緒に住まない」と誘われ、かつてのバスケ部寮で、不思議な共同生活を始めることに…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

共同生活を始めた香菜（山口紗弥加）たちの前に安東先生（伊武雅刀）の隠し子が現れる。皆ショックを受けるが、香菜は自立を目指し就活、優子（財前直見）は左遷先で仕事に向き合い、茜（桜庭ななみ）はＳＮＳで新たな投稿を始めるなどそれぞれの道を模索する。ある日、幹太の母・千尋が見つかり、先生の失踪の謎が明らかに。そこに香菜の娘の環（根本真陽）が夫の圭吾（前川泰之）に連れ去られる事態が起こり…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

夫・圭吾（前川泰之）に離婚をもちかける香菜（山口紗弥加）。しかし圭吾は娘の親権をたてに拒絶。そのことを知った優子（財前直見）や茜（桜庭ななみ）は怒りを露（あら）わにするが、香菜はまずは自立と、職探しに励む。だが仕事はなく、香菜は圭吾のもとに戻るしかないと諦めはじめる。そんな様子をみて励ます優子たち。そして香菜の得意な料理で生計をたてられないかと思いつき、キッチンカーなら可能なのではとなるが…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

キッチンカーのめどがたち、圭吾（前川泰之）に離婚を迫る香菜（山口紗弥加）。圭吾はある条件をつけ承諾する。それは圭吾がコメンテーターをしているテレビ番組に出演し、圭吾を弁護すること。優子（財前直見）や茜（桜庭ななみ）は反対するが、香菜は新しい人生のためと割り切り条件をのむ。本番の日。圭吾からプレッシャーをかけられ緊張する香菜。そしていよいよ香菜へのインタビューが放送されることになるのだが…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

香菜（山口紗弥加）の放送の反響もあり、キッチンカーの滑りだしは上々。そんな時、茜（桜庭ななみ）の元同僚・麻里（大後寿々花）が訪ねてくる。不穏な空気を感じる優子（財前直見）。香菜たちが問い詰めると、麻里は茜のＳＮＳを炎上させた張本人。優子は実力行使とその同僚を寮に連れこみ、対決することに。一方、先生の妻・佳恵（余貴美子）に男性の影がちらつく。そこで香菜たちは、佳恵の思惑に気づくことになり…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

キッチンカーで失敗した香菜（山口紗弥加）は意気消沈。悠一（味方良介）はそんな香菜を励まそうと旅行を提案。優子（財前直見）、茜（桜庭ななみ）、佳恵（余貴美子）らと一緒に行くことに。宿泊先で女将（ふせえり）とタイ人従業員との奇妙なやりとりをきっかけに、香菜は新しい仕事を思いつく。悠一はそんな香菜を女性として意識し始める。一方、茜は旅館の一角で、失踪しているはずの安東（伊武雅刀）らしき人物を見かける。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

香菜（山口紗弥加）は主婦の隙間時間を活用した仕事紹介アプリを作ろうと奔走。ＩＴ企業社長の庄野（村上新悟）や部下の武藤（釈由美子）の協力を得ることになる。事業の成功に躍起になるあまり、本来の目的を見失ってしまう香菜。優子（財前直見）や茜（桜庭ななみ）から、そのことを指摘され、彼女たちの間に大きな溝が生まれてしまう。一方、香菜への恋心に気付いた悠一（味方良介）は庄野に嫉妬するのだが…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

警察署に駆けつけた香菜（山口紗弥加）と悠一（味方良介）は安東（伊武雅刀）と再会。失踪の経緯を聞くが、安東は再び姿を消し、佳恵（余貴美子）は家族解散を決意する。そんな時、アプリ事業の資金契約日と娘の環（根本真陽）のピアノ発表会の日が重なっていることに気付く香菜。契約を優先する香菜に優子（財前直見）や茜（桜庭ななみ）は「らしくない」と反発。香菜は「人生がかかっている」と言い、契約に向かうのだが…。

出典：『ドリームチーム』公式サイト

胸が痛くなりました。婚活中は結婚したら幸せになれる、結婚がゴールだとつい考えてしまいます。でも結婚はゴールなんかではなくスタートで、結婚したからといって幸せになれるわけではありません。いつか相手が心変わりするかもしれない、病気で働けなくなるかもしれない、事故に遭うかもしれない、死ぬかもしれない。だから自分の人生を人に預けてはダメだし、自分の力で生きていけるように力をつけないといけないのだと思いました。香菜もそのことに気がついて、自分の力で生きていこうと覚悟を決めました。その決断ができたことは本当に素晴らしいです。やっぱり母親は強いなぁ、カッコイイなぁと感じました。

高校時代バスケットで生き生きと活躍していた女性３人の設定が、「あるある」を感じて感情移入できました。主人公の香菜さんは素敵なマンションに住む専業主婦で誰からも羨ましがられる存在だったのに、夫の不倫でステイタスを失ってしまいます。しかし「人に自分の人生を任せた」結果だと自覚し、お金はなくても何とか一歩を踏み出そうとしているところがいいなと思いました。結婚も子育ても諦め、キャリアを積んできた優子にもまだまだ幸せになってほしいなとエールをおくりたいです。

夫の不倫によって素敵な主婦というイメージが崩れた香菜、パワハラ疑惑で左遷された優子、SNSが炎上してしまった茜、性格も年齢も違う3人の女性たちが高校時代に所属していたバスケ部の寮で共同生活をすることになり、人生を見つめ直していくというストーリーがとても面白いです。それぞれの女性たちが自身の問題と向き合い、前を向いていく姿は見ているだけで勇気づけられます。3人の女性の中で唯一結婚している香菜が夫の不倫やモラハラに立ち向かっていくという内容も面白く、共同生活の中で香菜が少しずつ変わっていく姿は思わず応援したくなります。