【公式フル無料動画】逃亡者（テレ朝ドラマスペシャル）見逃し配信を無料で見る方法｜全話広告なし・ 渡辺謙・豊川悦司・キャスト一覧・あらすじ感想

都内の高級住宅街で、凄惨な殺人事件が発生した。殺害されたのは、大学病院勤務のエリート外科医・加倉井一樹（渡辺謙）の妻・陽子（夏川結衣）。その夜、加倉井は陽子を連れ、大学時代の同期、宮島光彦（杉本哲太）や石森卓（村田雄浩）らと恩師・沢村八郎（山本學）のパーティーに出席したのだが、緊急オペの要請が入ったため、陽子は先に帰宅。執刀を終えた加倉井が深夜、家に戻ったところ、1階で家政婦の女性が、そして2階の寝室で陽子がナイフで胸を刺されて絶命していたのだ…。
思いもよらぬ出来事にがく然とする加倉井は、現場から逃げる男を発見。階段で格闘となり、頭部を殴打されて気絶してしまった。だが、警視庁捜査一課刑事・浅野和志（篠井英介）らは加倉井が2人を殺害して逃走を図った挙げ句、階段を踏み外して気を失ったものと断定。もみあった際、犯人の左腕が義手であることに気づいた加倉井は「義手の男を見つけてくれ」と訴えるものの、現場には侵入者の痕跡は何ひとつ残されておらず、結局、加倉井の主張はかき消され、逮捕されたのち、死刑判決が下された。

絶望の底に突き落とされたまま、加倉井は東京から名古屋の拘置所へ移送されることとなった。ところが、同じく移送バスに乗っていた爆弾テロ事件の首謀者・嶋岡正彦（天野慶久）の仲間らが、山中で護送車を襲撃。横転し炎上した車内から危機一髪、逃げ出した加倉井は決断を迫られた。ここに残るか、それとも――!?　陽子の顔が頭に浮かんだ次の瞬間、加倉井は深い森の中へと姿を消していた――。

まもなく、襲撃現場に結成されたばかりの特別広域捜査班が到着した。班長・保坂正巳（豊川悦司）は、鴨井航（三浦翔平）、柏木弥生（原沙知絵）ら部下を震撼させるほどの強硬手段で嶋岡らテロ集団を制圧。次は加倉井をターゲットに見据え、彼の行方を追いはじめる。そのころ、加倉井は脱走時に負った腹部の傷の痛みに耐えながら、逃亡者として旅をはじめていた…。

　吊り橋から渓谷へ飛び降りて逃走した加倉井一樹（渡辺謙）の行方は依然としてつかめず、保坂正巳（豊川悦司）ら警視庁特別広域捜査班は焦っていた。

そのころ、加倉井は捜査の目をかいくぐって東京に舞い戻っていた。すべては妻・陽子（夏川結衣）を殺害し、自らに人殺しの汚名をきせた義手の男を捕まえるため――。古着店で衣服を調達し、寂れた簡易旅館に当座の宿を取った加倉井は恩師・沢村八郎（山本學）に電話をかけて助けを求めるものの、沢村は加倉井の無実を信じていなかった。

やむなく大学時代からの親友・宮島光彦（杉本哲太）を頼った加倉井は、彼から金を貸してもらい、中古のノートパソコンを入手。“東日本大学病院”に義手を製作する工房があることを突き止める。義手の男を探すため、加倉井は清掃業者になりすまし、東日本大学病院に潜入するが…!?

一方、沢村や宮島への接触をもとに、加倉井が東京に戻ってきたことをつかんだ保坂たち。だが、東京という混沌とした大都市が、加倉井の姿を隠していた。逮捕のリスクを冒してまで、なぜわざわざ加倉井は東京に戻ってきたのか…。そこに引っかかるものを感じた保坂は、加倉井を逮捕した上司・浅野和志（篠井英介）の捜査に疑問を抱き、事件の関係者をもう一度洗い直すが…。

ハリウッド映画で大ヒットをし、それもハリソンフォードが演じたあのイメージが強い私たちの世代にとってどんな作品になるのかとても興味がありました。渡辺謙さんの存在感はハリソンと同じくらいはまり役だったと思います。あのスリルが消えることなく、２夜緊張感いっぱいでした。東京を舞台に逃げる犯人は返って人混みなどに隠れやすいところがとても自然で、すっかり引き込まれました。豊川さんもハードボイルドな役がよく似合っていました。つい原作と比べてしまいますが、日本らしい釣り堀とか六本木などの場面は、地方に住むものにとっては、見ていてとても楽しいものでした。
50代女性

加倉井の妻を殺した犯人を絶対に見つけてやる！という信念というか、執念を感じる逃走劇でした。1夜のラストでの川に飛び込むシーンなんて本当に命がけで決死の覚悟だったんだろうなと思います。彼が逃走劇を乗り切れたのは手助けをしてくれた人がいたからこそで、逃走劇のハラハラの中に暖かみを感じるシーンもありました。ドラマの最後は犯人逮捕と同時に自分も拘束されたところで終わってしまいますが、主人公と犯人のその後が気になる作品でした。
20代女性

キャストも豪華でしたが、演出も大変素晴らしいものだったと思います。バスが倒れるシーンや渡辺謙さんがパイプに上って豊川悦司さんと対峙する場面など緊迫感が伝わってくる内容でした。渡辺さんの何としても自分の冤罪を解決しようとする明確な意志が、事件解決に向かうにつれどんどん強くなっているのが分かりました。当事者たちの裏側や人間性などすべてつながっていたので、テレ朝開局60周年記念番組にふさわしい大変完成度の高い作品でした。AbemaTVでは当事者たちの裏側を配信しているということなので、こちらも見てみたいと思います。
20代男性

奥さんが殺されて警察に事件の話をしてもまともに取り合ってもらえず、妻殺しの犯人として逮捕されて死刑囚となった加倉井はすごく可愛そうでした。でも輸送中に思わぬ事件が起き、真犯人を自分で探すために逃亡する加倉井をハラハラしながら見入ってました。何度も捕まりそうになりましたが、咄嗟の判断で逃げ続ける運の良さと頭の良さに驚きです。逃走中に子供を助けたり加倉井は本当にいい人なのに、結局真犯人が親友だったのは可愛そうで仕方ありませんでした。
30代女性

海外版は見たことがないのですが、逃亡する者とそれを追う者との駆け引きやスリリングな展開にハラハラしながら見ていました。やや話の展開が飛び飛びのような感じがしましたが、豊川悦司を中心とした警察の特殊部隊、他のメンバー１人１人の個性や活躍等があまりなかったのは少し残念だったような気がします。渡辺謙さんの追われる者としての焦りや緊張感を出した演技、機転を効かせた行動やアクションシーンは年齢を感じさせず良かったです。豊川悦司さんも凄腕刑事でありつつ、変り者といったところを出した演技が良かったと思います。
40代女性